かつて愛用していたX100シリーズや、いつか欲しいと思っていたGRシリーズが軒並み価格が高騰しており、高級コンデジブームの足音が聞こえる。
様々な事情で供給が追いつかないという理由もあるだろうが、X(旧:Twitter)を眺めていると需要自体も増えているようにも感じる。
高くて買えないならまだ良くて、そもそも在庫が無くて買えないということもしばし見かけ、時代が時代なら打ちこわしや一揆が起きていたのだろうかと不謹慎ながらに考えていた。
レンズ交換式のカメラは便利だが、レンズが交換できないコンデジでイケてる写真を撮り続けるスタイルにも憧れる。
それなりの数の機材を所有しているが、いつかはコンデジ一つで海の見える田舎町でのんびり暮らし、その時々の生活を撮り続けるという妄想をしたが、魚が食べられないので諦めた。やっぱり近所にコンビニとマクドナルドは欲しい。
現行機種の高級コンデジは中々手に入らないが、SONY RX1なら比較的手に入りやすいと思うので、僕が魅力的に感じる部分を書いてみようと思う。共感してもらえれば嬉しい。
常に持ち歩けるサイズ感
作品を撮るという目的でなければスマホのカメラで十分だと感じるシーンが増えてきた。
しかし、初めて入ったカフェの料理の盛り付けが綺麗だった、たまたま通った公園に目を奪われるようなマーガレットが植えられていた、のようにスマホ写真よりもリッチな写真を残したいと感じるシーンもある。
鞄に入れておいても負担にならないサイズ感は写真が目的でない外出時にも気軽に持ち出せる。
鞄から取り出すひと手間でスマホよりリッチな写真が撮れるのは高級コンデジの魅力の一つだと思う。
たまに訪れるかもしれないシャッターチャンスのために鞄に忍ばせておくが、備えあれど出番なしということもあるが、必要な時にはしっかりと活躍してくれる。
レンズ固定式、フルサイズのロマン
レンズ固定式だからこそ実現できた芸術的なレンズ構成、サイズが正義と言わんばかりとフルサイズセンサーを搭載。小さいボディにたくさんのロマンが詰まっている。
コンパクトなサイズ感という需要にしっかり応えるが描写は妥協しないという意気込みに心を惹かれた。
スマホでは撮れないリッチな写真はここから生まれているのかもしれない。
なぜ、狙い目だと思うのか
他の高級コンデジと比較して価格の高騰も落ち着いているように思う。
価格は需要と供給のバランスで成り立っていると頭ではわかっていても、元々の定価を超えるような価格は受け入れがたい。
RX1は2024年5月時点では、当時の定価を超えるような中古価格にはなっていないようだ。
在庫は潤沢とは言えないものの、全く見つからないというほどではない。
しかし型落ちのモデルで中古しかない古いカメラなので、今どきのカメラと比べると動画性能は物足りなく、AFの性能もイマイチ、修理やサポートなどの状況は留意しておいたほうが良い。
作例
SONY RX1で撮った作例。
前後に予定があったり、撮影がメインの目的出ないときの外出だったので、コンデジでなければカメラを持ち出さなかったと思う。
SONY RX1だからこそ撮れた写真だと言っても過言ではないと思う。
SONY RX1
SONY RX1
SONY RX1
SONY RX1
SONY RX1
SONY RX1
SONY RX1
SONY RX1
SONY RX1
SONY RX1
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