かつて僕は日常カメラは常にバッグに入れておけるよう、サイズや重量を重要視していた。
小さければ小さいほど、軽ければ軽いほど良い、そう思っていた。
常にカメラをバッグに忍ばせ、さっとバッグからカメラを取り出し撮影する、それが日常使いカメラの最終地点だと思っていた。
しかし常にカメラをバッグにいれていても、結局スマホで撮ることが多く、カメラはバッグから中々出てきてくれない。
スマホより綺麗な写真を撮りたいという気持ちはあるが、面倒臭さには勝てないみたいだ。
マルチタスクが苦手だからなのか、写真を撮る時は気持ちを撮影モードにスイッチを切り替える必要がある。
一度スイッチがが切り替わると撮影以外の事がおろそかになってしまうので、日常モードに戻す必要がある。
このスイッチを何度も切り替えているとゴリゴリとMPが減っていく。
MPがなくなると、スイッチの切り替えができなくなり、そこで試合終了。
何となく湧いた物欲に任せて購入したOLYMPUS E-M1 Mark IIIをしばらく使ってみて気づいたのだが、このカメラを使っているとMPがあまり減らない。
おそらく撮影時のストレスが少ないからか、完全にスイッチを切り替える必要がないように感じる。
グリップ感が良く、撮影時の必要なボタンは右手側に配置されてるので片手が塞がっても撮影できる。
気持ちを撮影に意識を向けなくてもすぐにピントが合うので、日常を邪魔しないまま撮影ができる。
常に首から下げていても苦にならない重量なのでバッグから取り出す面倒さがない。
最初に思っていた日常カメラとは違うが意外とサイズや重量の重要度はそこまで高くないようだ。
収入と幸福度の関係と同じで一定以上の収入を超えると比例して幸福度はあがらなくなり、さらに幸福になりたければ別の要因が必要なのかもしれない。
作例
OLYMPUS E-M1 Mark III, M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO
OLYMPUS E-M1 Mark III, M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO
OLYMPUS E-M1 Mark III, M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO
OLYMPUS E-M1 Mark III, M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO
OLYMPUS E-M1 Mark III, M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO
OLYMPUS E-M1 Mark III, M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO
OLYMPUS E-M1 Mark III, M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO
OLYMPUS E-M1 Mark III, M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO
OLYMPUS E-M1 Mark III, M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO